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「パートナー…?」
何をふざけたことを…
だいたい初対面なのにパートナー?
それに…どうしてさっきまでいなかったのに…
まるで…
急に現れたみたい…じゃないか
急に恐ろしく思えて脳が勝手に現実逃避をはじめた
そうだ…これは夢なんだと
「夢じゃないよ」
―――!?
「あぁ…よんでないよ。ただ夢じゃないかって思ってるだろうってね」
あっさりそう言うとつかつかと自分のすぐ目の前まで…それも鼻先がくっつくのではないかと思うほどに近付いてきた
近付きジー…ッと見つめてふぅんと頷くとにっと笑った
「あんた…なかなか使えそうだ♪」
は?
「使える?それって…」
問おうとしたが遅く急に何かをとりだすとそれを翳した
それに目を奪われ見つめると…そこはもう部屋ではなかった
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