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「ん………」
もう朝か?まだ眠い…
―――ガサッ
!?
ここは部屋じゃないっ
そうか…なんかあのドッペルゲンガーにされたんだ…っ
あたりをキョロキョロ見回すとまわりは樹々が生い茂る森だった
「やばいな…いきなりサバイバルか…?」
そんなことを思い口にだしてしまうとふと気配を感じた
するといつの間にか小さな男の子がいた
しかも猫耳尻尾つき…
目があい話しかけようと声をだした
「あの…」
―――ビクッ
「ぇ…―ッ」
―――!?
「ちょ…ちょっと待ってよ!」
―――スタタタタ…ッ
少年は凄い速さで茂みのむこうに走っていった
あの顔は明らかに驚いていた
せっかくこんな森に人がいたってのに…
話くらい………
―――わぁぁぁあッ!!
―――!?
さっきの茂みの方…
あの少年の悲鳴だ!!
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