森と猫人と

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気がつくと足は勝手に茂みに向かって走りだしていた ―――ガサッ 「おい!大丈…」 言葉が止まった だってこれはないだろ? これは… ―――キシャーーー!! 大きな…本当に大きな大蛇 高さは今の状態で3m 丈はおそらく15mを軽く超え、太さは計ったら直径50cmはくだらないだろう 「…これはないだろι」 呆気にとられていると先ほどの男の子に向かって牙をひからせ今にもとびかからんとしていた 迷ってる暇はない…何か…何かしないと…っ!! あたりをみまわすと足下に先のとがった枝が何本かと石がいくつかあった それらを手にとりまずは石を投げ大蛇にあてた 「くらえ…っ!」 ―――ごっ 鈍い音がし大蛇はひるみこちらにその目をむけた ………やばい…ι
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