第七話  破られた沈黙

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純はベッドから起き上がり、アキが持って来たタマゴサンドを食べ始めた。 「やっぱ、アキの作るタマゴサンドはうめーわ」 そう言いながら、タマゴサンドを頬張る純。 アキはそんな純を見て、静かに微笑みながら、見守っていた。 『じゃ、私はお店に戻るね。 私に出来る事があったら、何でも言ってね』 アキがそう言って、部屋を出ようとした時。 「アキ、話があるんだ。 夜、アキの家に行ってもいいか」 アキは振り向き、笑顔でうなづき、部屋を出た。 純は晃司に言われてからずっと考えていた。 晃司の言う通り、アキにハッキリと自分の気持ちは伝えてないし、アキの過去も怖くて聞けない、それに二人の間に何があったのかを知りたい。
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