第七話  破られた沈黙

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この日の夜八時過ぎに、純はアキの家にやって来た。 まだ起きていたみらいは、久しぶりに純に逢ってとても喜んでいた。 「純ちゃんだぁー!純ちゃん風邪大丈夫?」 アキはみらいに、しばらく純が顔を見せないのは、風邪で具合が悪いと伝えていた。 純はアキの顔を見て、アキはうなづいた。 「みらい、久しぶりだな。 おぉー、もう風邪もすっかり良くなったぞ。 心配かけてごめんな」 「良かったぁー! みらいね、純ちゃんに逢いたかったんだけど、ママに純ちゃんは具合が悪いからダメって言われてたの」 久しぶりに純に逢えた嬉しさで、みらいは興奮していた。 「そっか、悪かったな、みらい。 もう治ったから一緒に遊べるからな」
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