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「悠君と新しいアジト。両方もらうよ」
ここにいる人数と合わせて、50は優に超える。
相手は大の大人。そして全員が武器を持っている。
まさか正々堂々タイマンを張るつもりで来たわけじゃないだろう。
一斉にかかって来られでもしたら…
…勝てない。いくら悠でも。
「悠さん」
シュウが敵中に入り、悠の傍に寄る。
悠は撥ねつけ、一人で戦う姿勢を示した。
快里「コーヘイは一緒じゃないのか」
困った顔をするシュウに聞くと、ああと思い出した様子。
「さあ…どこ行ったんでしょうね」
汚れた窓を見て小さく笑う。
悠亜「お前らも目障りだから。こいつらはオレが片付ける」
「嫌ですよ。俺だってここに思い入れありますし。腹減った悠さんも心配ですからね」
悠亜「…オレは腹なんかーー」
ぐぅ~~~~っ
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