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赤城「けど悠長にしてていいのかね。あいつ、多岐都のことになると目の色変えて食らいついてきやがった…ククッ。急がねーと、盗られちまうかもな」
悠「……!」
静寂が流れる。
その中で悠は呟く。
悠「あいつになんか…あんな奴に…凛は渡さない」
赤城「ククッ。そうそう。それでいい」
悠「…クソッ!!!」
また殴る。
目の前の蛇を自分と重ねて。
止まらない拳。
赤城「それでこそ、お前だよ…」
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