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?「せっかくの再会だ。もっと楽しもうぜぇ…」
凛「く…そっ!」
痛い。
後頭部、打つけた。
目を開けているのも辛い。
気を抜けば意識を手放しそうで、
もしそんなことになったら何されるかって考えたらゾッとして、唇を噛んで正気を保っていた。
?「最初は気付かなかったぜ。服も地味になってーー」
そう言ってオレのパーカーの紐を引く。
伸びていく片方の紐。
目で辿り、理由もなく慌てた。
?「なーんか、色っぽくなってね?」
意味不明なこと言って、
その紐のように、オレから何かを抜き取ろうとしているみたいに思えた。
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