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その後、高瀬・杉田ペア、星谷・藤條ペア、矢部・西木野ペアが1個ずつハンターボックスを封印し残りは5個となった。
高瀬「みんな封印した?」
藤條「とりあえず1つは」
正門と講堂を繋ぐプロムナードで落ち合う逃走者たち。時間は残り4分を切っていた。
長谷川「あと見てないのはあそことあそこか……」
逃走者たちがまだ見ていないのは、3号館と通路を挟んで向かい合っている5号館と、4号館と通路を挟んで向かい合っている6号館と、
杉田「サークル棟もありますね」
6号館の後ろにあるサークル棟だ。
南「どうしますか?」
長谷川「う~ん……。5・5でいこう!サークル棟は最悪捨てる!」
時間に余裕がないと感じた長谷川は、3つの中で一番小さいサークル棟を後回しにした。
6号館を見るのは星谷、西木野、小泉、南、高瀬の5人。5号館を見るのは藤條、矢部、長谷川、絢川、杉田の5人。
星谷「5階まであるから1人ずつに分かれません?」
西木野「そうしましょう!」
6号館チームは、1人1人がそれぞれの階を探索することになった。
矢部「5号館結構広いね!」
長谷川「全員で1フロアずつ見ていく?」
絢川「2人いないとボックスは封印できないから、そっちのほうがいいかも」
対する5号館チームは、全員で1つの階を探索。
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