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これまでのあらすじ
武士としての一線を退いて穏やかに妻と過ごしていた爺様。
それでも日々の鍛錬を怠らず、愛妻弁当のしめじおむすびを手に山で熊と修行していた。
そんなある日、村に襲った悲劇。
幼馴染を鬼に殺され、大切な人たちを守るために立ちあがった爺様。
両手に鎌を携え、果敢にも鬼たちに戦いを挑む。
数体の鬼をし止めたあと、鬼と化した幼馴染と相討ちに倒れる。
妻の想いの込められたハチマキを手に、爺様は静かに瞳を閉じた---
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