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ここから前の話の最後と同じ時間になる。
午後0時、和食さいとうに熊九保らPlasma3人衆が来店する。
熊九保は大崎に昨日のBattleのことを言った後、智が熊九保に話しかける。
「昨日のBattle、負けたようだな。FFをナメていた癖に」
「負けましたよ。離したと思ったらHeadlightを消していましたからね」
智にも戸沢に負けたことを話す。
「Headlightを消す走りか。だまし討ちだな」
「そうです。おらはそれに負けたんですよ」
「あと、FFの良さを分かったないようだな。お前にFFの長所を教えてやろうか。FFは他の駆動方式よりコーナリングが得意で、直進安定性がいいんだ。Partsが少ないから車重も軽いんだ」
FFの長所を熊九保に教える。
「FFって遅い駆動方式だと思っていました。けど、戸沢に負けた頃から変わりましたね。FFは遅いけど、HONDAのFFは速いということ考えることになりました」
戸沢に負けた後、熊九保のFFに対する見方が変わったらしい。
「HONDA以外でも速いFFはいるぞ。ToyotaのStarletやMitsubishiのMirageとFTO,などがある」
「HONDA以外でも速いFFもいるのですか……やっぱFFに対する考え方がまた変わってきました。(ただしTeana嫌いは治らないべ)」
HONDA以外にも速いFFはいるものだ。
この話で熊九保は「FFは遅い」という考え方を捨てたのだった。
「戸沢はHeadlightを消す走りをするって言っていましたが、それに対抗する作戦を考えないと無理ですね」
「そうだな。奴の暗闇の走りに勝つには作戦を立てないとな」
大崎が今度の作戦を考えるほうがいいと言う。
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