第1章    モヤモヤの中で・・・

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あれからしばらくお互いに連絡することはないまま 日にちだけが過ぎていっていた。 それはそうである、あんな言い争いをして 後味の悪い別れ方をしたのだから・・・ だけど、私の中で今日子の存在は 日増しに大きくなるばかりなのであった。 今日子はなぜあんなことを言ったのだろうか? 「自分からはお母さんにもう連絡しない」って言ってたけど、 本当にそうするつもりなんだろうか? 「これが恩返しだからね」って本気でそう思ってるんだろうか? 私の中であの日のことが思い起こされて、 心は一向に休まらない日々が続いた。
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