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落とし穴に落ちた僕は、首だけを出した間抜けな形で地面に埋められてしまった。
さっきは気付かなかったけれど、あっちもこっちもそっちにも色々な頭。
沢山の動植物が同じように捕まっていて。
「お茶、飲みます?」
サンドイッチを租借し終えた事を確認して、飲み物をくれた。
サンドイッチに緑茶は何か違うと思うんだけど、こんな状況で文句なんか言えやしない訳で。
「いただきます」
終始にこやかなこの少年が、悪魔にしか見えない。
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