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「動物とか植物とか命のないモノとか、何でもかんでも愛しているんです」
綺麗に埋められた、くまさんのぬいぐるみとモップが視界の隅に見えた。
「ただ、頭以外が大嫌いで。吐き気がするんです。頭以外を見ると。本当気持ちが悪い」
終始にこやかな悪魔さん。
デザートのプリンが、僕の口に滑り込む。
「だから落として埋めようかな、と。楽しい楽しい頭部園を開きたくて」
ああ、甘くて美味しい。
とんでもない計画と、ふんわり優しい味が脳味噌をゆっくりとシェイクしてきた。
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