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何故かネーブルが不機嫌そうに話しに割って入ってきた。
「だいたいガルンはな~スタンドプレーが多過ぎなんだよ! 俺達が来なかったらここで野垂れ死んでるぞ!」
「それは同感。お前早死にするタイプだとは思ってたが、今回はマジに死んでると思ったぞ?」
グレイが相槌を打つ。
しみじみと頷いているのは二年間の付き合いならではだろう。
「フン、俺は貴様が死んでも別に構わんがな。しかし、せめて約束通り酒は奢ってから死ね」
ハオロンの言葉を、ガルンは不思議そうに聞いた。
「……? お前なんでいるんだ?」
その言葉にハオロンは青筋を立てる。
「団長の命令だ! 俺もお前らと一括りにされてんだよ! 誰が好き好んで救援に来るか!」
吠えるハオロンを見てガルンは苦笑いを浮かべた。
ネーブルとグレイも顔あわせると笑い出す。
「お前空気扱いされすぎ!」
「言い過ぎだネーブル! 影が薄いのは、本人も気にしているかも知れないぜ?」
「きっ、貴様ら……」
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