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-------数日後。
影山さんの提案で、公園は封鎖された。
上野第三中央公園の桜の木の根元から毒物が検出された……という偽の情報をあげて。
私と課長は署の管轄なので、影山さんは鑑識として堂々と入れたのだった。
「…でも大丈夫なんですか?偽の情報なんかを流して」
私は課長に小声で話しかける。
「大丈夫さ、要は偽の情報にならなければいいんだから。」
えっと…それは…鑑識の影山さんが何とかしてくれるってことかな?
「それより、あの子か?」
課長は視線で砂場をさす。私は無言でうなずく。
あのときとは随分違って大人しく泥遊びをしている。
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