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-----ということで、影山さんとあの公園、上野第三中央公園に来ることになったのだ。 夜の公園ということもあり、人気はない。 これなら人目を気にしなくても大丈夫そうだ。 「それでは行ってきます。あっこれお願いしてもいいですか?」 「構いませんよ、汚れてしまいますからね。」 私はスーツのジャケットを脱いで影山さんに渡す。 「では改めて行ってきます。」 私は砂場に歩いていく。するとタケルくんは私の肩から降りてきて、自分の足で砂場に駆けていく。 大人しかったけど、5才だもん、まだまだ遊びたいよね…たまに彼が幽霊である事を忘れてしまいそうになる。こんなに元気に走っているのに…彼はもう死んでるんだ。 私がそんな暗い気持ちになっているとは知らず、タケルくんは笑顔で手招きをしてくれた。 私は気持ちを切り替えて小走りにタケルくんのところに向かった。
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