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こんなに俺の思い通りに進んでもいいのだろうか?
俺“だけ”が、幸せを感じてもいいのだろうか?
『いんだよ。俺が幸せであれば、朋は幸せなんだ。朋は、俺だけが居て俺とだけいれば幸せなんだ』
声が聞こえるんだ。
俺であって、俺じゃなくて、
俺の本性であり、俺の本質が……
「ん、しゅ、じ?」
「ん?」
朋が起きた。
俺と親友の狭間で揺れる、傷ついた可愛い可愛い俺の朋……
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