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「それで、追い返したのですか?」
美月は生活安全課まで乗り込むと、問い詰めた。
「しょうがないだろ?成人している娘を捜す余裕なんてどこにある?」
「それが犯罪と関わっていてもですか?」
「んな訳無いね。だいたいこの世の中、家出娘なんて何人いると」
パシン!
寺本が言い終わる前に美月の平手が襲った。
「場所も、年齢も、当てはまるのに、それでも関係ない?ふざけないで!あなた、なんのための警察なのよ!」
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