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シャンパン飲も
「すみません、おかわり」
横に立っていたはずのウェイターに声をかけた。
「つまらないだろ」
聞こえたのは、低い声。
190センチは、あるだろうか…
スラリとした大男が、にらんできた。
威圧感、半端ない。
冷たい感じがする、完成されたイケメン。
しかし、その瞳は刃【ヤイバ】のように鋭い。
「はぁ…」
はい、とも、いいえ、とも取れない返事。
また、じっと、見つめてくる。
不機嫌そうな顔。
人を射抜くような目。
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