思い過ごしであればいいのだけれど・・・

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今日子は一応は 「それはいくらなんでも・・・」という雰囲気を 出してはくれていたが、 母にそう言われて少し気が変わったのか、 それとも本当は母が言うようなことを はじめから思っていたのかはわからないけれど、 今日子が放つ空気は少し変化していた。 それは、「もし、そうしてもらえるなら・・・」 というものを漂わせ始めたのであった。 それを母は敏感に察したのであろう。 なんと、こう言ってきもしたのだ。
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