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一度でもいいから「彩子の言ってることは正しい」
って言ってほしかった。
「彩子の方が正しい」って、
「今日子、お前のそれは間違ってるよ」
ってたった一度でもいいからそんな言葉が聞きたかった。
私はそれで救われたのかもしれない・・・。
だけど、それは38年間ずっと叶わなかったこと。
一度たりともなかったこと。
だから私は今も苦しいのである。
親が苦しいのだ。
親が苦しくて、
自分の居場所がなくて、
自分に自信がなくて、
誰にも認めてもらえなくて、
誰かに認めてほしくて、
それは母に認めてほしくて、
今もそれが叶わなくて彷徨っている。
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