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純くんは少し目を潤ませて俺の方をみた。
なんだか嫌な予感がした。
N「俺に関係あることなの?」
不安からか自分でも驚くほど冷たい声がでた。
それに純くんはビクッと肩を揺らし、目を泳がせた。
(まじ…かよ…)
A「え?本当にニノのことなの?」
相村さんが真面目な顔をして純くんに近づいた。
純くんはなにも言わない。
N「そうなんだ…。ごめん、俺、なんかした?」
ショックから声をもとに戻すことも表情をつくることもできない。
純くんはそれでも黙って俯いただけだった。
N「なんとかいえよ!!」
俺はつい怒鳴ってしまい、そのまま店を飛び出した。
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