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Nside
あの日から純くんとは完璧に距離をおいた。
純くんが話しかけようとしてくれているのはわかったけど弁解の言葉なんて要らないと思って無視し続けた。
そんなある日、翔さんに突然話があると言われた。
N「なに?」
俺は冷たい声でいった。
S「純のこと無視すんな。ちゃんと話を聞いてやれよ。」
は?なに言ってんのこの人。
N「避けてんのはそっちだろ?俺のこと影でこそこそ言いやがって!!」
俺はまた声をあらげた。
S「それはちげーよ!!」
N「は?なにがちげーんだよ!!」
S「それは純に聞け!!とにかく、話を聞いてやれ」
翔さんはそう怒ったようにいったあと突然切なそうな笑顔になって
S「頼むよ…。俺じゃやっぱり…ダメなんだ…ニノじゃないと純はダメなんだ…」
そう悲しそうな弱々しい声でいった。
N「翔さんまさか…」
俺ははっとなった。
翔さんは俺の肩を叩いて"純はまだ楽屋にいると思うから。"と言って帰ってしまった。
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