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信じられなかった。 俺はしばらく動けなかった。話せなかった。 それを否定と受け取ったのか純くんは俺を抱き締めていた手を緩めて顔をあげた。 M「ごめん…気持ち悪いよな… ごめん…」 そう言って離れそうになったのを今度は俺が抱き締めた。 M「…!!ニノ、やめろ…」 N「嫌です!!好きな人に抱き締められているのに、なんで離さなきゃいけないんですか」 俺はそう言ってもっと強く抱き締めた。 M「え?ニノ、どういうこと?」 やっぱり…ちゃんと言わなきゃダメですか…。 N「純くん、あなたが好きです。付き合ってもらえますか?」 俺がそういうと純くんは信じられないという顔をした。 M「本当に…?俺でいいのか?」 N「当たり前です。あなたじゃなきゃ嫌です。今まで純くんをみて悲しそうな顔をしてたのはヤキモチ妬いてたからです。 きっと純くんが気づくずっと前から俺は純くんが好きですよ。」 そう言って俺は笑った。 すると純くんは俺を強く抱き締めた。 M「ニノ…愛してる…」 N「和樹です。純也」 純くんは顔を真っ赤にした。 (可愛い…) M「和樹愛してる。もう、ぜってぇー離さないから。」 N「僕もですよ」 そう言ってどちらともなくキスをした。
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