補填

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そもそも この詩集は本の形態を念頭に置いたモノで ここに並べられた作品はすべて見開きの(向かって)左側に相当する作品です。 なので 右側に載る対になるべき作品が全部にあります。 それがどういう作品なのか紹介をば 「スポーツの秋」 掲載されているのは十種競技の1日目の様子なので 隣の頁には同じ形態で2日目の様子が描かれます。 「食欲の秋」 隣の頁は 掲載された作品の行が 逆さになったものです。 つまり「全ては新米が描いた世界」が一行目になり「溢れる秋刀魚に浮かれた」が末尾になります。 文字の変更はなく、ただ逆さまなだけです。 「読書の秋」 隣の一連目には記載された文人の代表的なタイトルが 二連目には代表的な秋の訳文が そして三連目は「鐘が鳴るなり/自然主義文学の/誰かさんが見つけた」という文の連が載ります。 「秋の虫」 これは鳴いている虫がそのまま同じように記載されます。 松虫一匹 馬追い一匹 コオロギ二匹 といった形のモノです。 「台風」 これに関しては隣頁は空白です。 何も書かれていない白紙が隣になるのです。 ただ この詩は皆のスラコメがあって成立する部分が強いので他の作品とは異質かと つーか、この詩が無ければ参加も見送ってたし。 なのでコメントしてくれた全員に感謝です。 そして最後まで読んでくれた人、投票してくれた二人に尽きない感謝を送ります。
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