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「ゆいー!!サイコー!!美味しい!タレのお酢がきいてていい感じー!!」
「美咲の麺のゆで加減もちょうどいいね。」
「…それ、褒めてんの?」
「もちろん!美咲が一緒にキッチンに立ってくれるだけで褒めたい気分だよ。」
楽しかった。
久しぶりのゆいとのお家デートがたまらなく楽しかった。
けれど、
まったりとした時間が心地よすぎて、夕方にはその反動でものすごく慌ただしくなってしまった。
「ヤバイー!!のんびりしすぎた!!」
「ホント、どうしよ!?急がなきゃ!」
「急げー!!」
「早くー!!」
「ギャー!!」
「キャー!!」
シャワーを浴びてから浴衣を着付けたにも関わらず、支度が整う頃には
二人とも…汗だくだった。
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