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「はああーー!?何で!?何でそんなことになってるんすか!?」
『…とにかく、知ってたら教えて欲しい。』
激しく動揺するが、部長のただならぬ雰囲気にそれに答える方が先決だと思った。
「住所はわかんないですけど、行けばわかりますよ。入社後の歓迎会で酔い潰れたアイツを送ってったし。…部長の家からそんなに離れてないと思います…けど。」
『なら、案内してくれ。今から迎えに行く。お前の家は…』
「俺が行きますよ。その方が早い。すぐ行きます。」
俺は部長の言葉を遮って、そう言った後慌てて電話を切った。
ベッドから降りて、エアコンを切り、鍵と財布を手にしてそのままの格好で表に出た。
部長の家まで車を飛ばしながら、何がどうなってるのか、不安だけが俺の心拍数を上げていた。
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