救世主

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枕に顔を埋めた。 …成瀬さん… …会いたいよ。 ゆいのことに安堵したのと同時に込み上げる成瀬さんへの想い。 二人にとって成瀬さんは確かに救世主だった。 ねえ、成瀬さん。 それなら今度は 私を助けて。 このどうしようもない気持ちを 全部受け止めて 私を救って。 息も出来ずにもがいているのは ゆいだけでなく… …この私こそが…そうだった。
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