彡*・△・)「12月ですね、ココア飲みます?」

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>100ページおめでと!! ありがとうございます《*≧∀≦》 ベージュの塗装が剥がれ落ち、入り口に立ち入り禁止の立て札が置かれている人気の無いビルの屋上。 翡翠色の長い髪をくくったポニーテイルがサラサラと風になびき、垂れたやる気の無い藍色の目を持つ青年が建ち並ぶ沢山のビルを見下ろす。 その手には歯形のついたメロンパンを持ち、そのメロンパンを口元に持っていき、一口かじる。 むぐむぐと動かす口はどこか小動物を創造させる。 そして胸に輝く金の懐中時計で時間を確認する。 「―――ここにいたのか」 ―――後ろから声がした。 翡翠の髪の青年はその声に気づき、振り向く。 そこには純白の髪をショートカットにし、大きめのハートの髪飾りを着けた青年が呆れた顔で翡翠の青年に話しかけた。 (*・ω<)「相変わらずよく食うな、二代目」 ポ#'ω`)ン「悪かったな、何か用か?なめたけ」 翡翠の青年――二代目は眉を潜め、なめたけに問いかけた。 (*・ω<)「ミクさん達が探してたからな。俺もお前と兄弟だから探してくれってさ」 ポ'ω`)ン「ミクさんが?何で?」 (*・ω<)「知らん。連れてきたから本人に聞け」 なめたけはそう言って親指で自分の後ろを指すと、藤色の長い髪をした少女がビルづたいに二代目達の所に来る。 ミ*・_・)「見つけましたよ、二代目さん」 ポ'ω`)ンノ「ミクさんやっほい」 ミ;*・_・)「相変わらずマイペースですね…ハッピーエンド軍との戦いが迫っているので作戦会議です。住みかに帰ってきてください」 ポ'ω`)ン「へーい」 二代目はミクの話を聞くとゆったりと立ち上がる。 そのまま三人は南の方向に走っていった。 ――ここはVIPシティ。 お伽の住人の生まれ変わりが戦いを繰り広げられる町。 わぁい最後ぐだった← 次はハッピーエンド派を書きたいな……
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