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気持ちよくて時間を忘れる。
左之助はまた来ると言って帰って行った。
私は左之助に会いたくてため息をつく。
気持ちよかった…
もっとして欲しい。
会いたい…会いたい…左之助
あ…お母さんだ。
髪を垂らして部屋に入れる。
「ラプンツェル。何かしたね?」
「え……」
「淫靡な匂いがしている」
屑籠からティッシュを持ち上げ
「これだよ」
「あ…それは…」
「いいんだよ。自分でしたんだね。気持ち良かったかい?」
「あ………」
「この子は…【あ】しか言えなくなったのかい?」
「お母さん。ごめんなさい…」
「いいんだよ。もっと気持ちよくしてあげるよ」
「え?」
どういうこと?と思う暇もなく押し倒される。
ドレスを脱がされ自身に舌が這う。
「あぁん……ッ………」
「そうか。いいのかい」
お母さんは黒いマントを脱ぎ捨てる。
一糸纏わぬ姿になると顔も変わってしまった。
「お母さん……!」
「これが素の私だよ」
爽やかで綺麗な顔をした人が喋る。
「え…だってお母さんは…」
お母さんは醜い老婆のはず。
「いつもは魔法で姿を変えているだけだ。
ラプンツェル。可愛いお前にイイコトを教えるよ」
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