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「何も知らないのか?」
「私はお母さんしか知りません。
貴方は初めて見るお母さん以外の人です」
「てことは男を知らないのか?」
「男って何ですか?」
「この世には男と女がいるんだ」
「あ………ッ…」
左之助は私のドレスを脱がした。
「え…男なの…?」
「わかんない…何言ってるの?」
「…じゃいいや。別に男の子でも関係ない」
私の唇に左之助の唇が重なる。
「ん……何…」
「好きな者同士は唇を重ねるんだよ」
「好き?」
「好きだよ。一目惚れだ」
「左之助…」
「もっと先まで行こう?」
「いや…」
「嫌なら仕方ない。待つよ」
「待つ…?」
左之助は私を抱き締めて頭を撫でてくれた。
「温かい…」
「温かくて気持ちいいだろ?」
「うん!」
「平助も温かいよ」
裸の背中を撫でられているうちに
体が変化してきた。
何だろう…この気持ち…
下半身が痛い…
痛いんじゃない。変な感じ。
「あ………ッ……何……?いや……」
「感じてるのか?」
左之助は嬉しそうに自身を撫でてきた。
「あん……ッ…!止めて…」
「もうちょっと」
手で擦ってきた。
何…!あ………この感じ…
何か来る。
「あぁ…ん!……」
何か出た。
「何…?」
「何も知らないんだね。可愛い平助」
左之助が唇を合わせて抱き締めてくる。
「あ……」
なんだか体が敏感になっていて
また自身は元気になる。
左之助が唇を割って舌を差し込んできた。
「ん……」
舌を絡めとられ吸われる。
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