ちしゃ

6/13
前へ
/106ページ
次へ
「何も知らないのか?」 「私はお母さんしか知りません。 貴方は初めて見るお母さん以外の人です」 「てことは男を知らないのか?」 「男って何ですか?」 「この世には男と女がいるんだ」 「あ………ッ…」 左之助は私のドレスを脱がした。 「え…男なの…?」 「わかんない…何言ってるの?」 「…じゃいいや。別に男の子でも関係ない」 私の唇に左之助の唇が重なる。 「ん……何…」 「好きな者同士は唇を重ねるんだよ」 「好き?」 「好きだよ。一目惚れだ」 「左之助…」 「もっと先まで行こう?」 「いや…」 「嫌なら仕方ない。待つよ」 「待つ…?」 左之助は私を抱き締めて頭を撫でてくれた。 「温かい…」 「温かくて気持ちいいだろ?」 「うん!」 「平助も温かいよ」 裸の背中を撫でられているうちに 体が変化してきた。 何だろう…この気持ち… 下半身が痛い… 痛いんじゃない。変な感じ。 「あ………ッ……何……?いや……」 「感じてるのか?」 左之助は嬉しそうに自身を撫でてきた。 「あん……ッ…!止めて…」 「もうちょっと」 手で擦ってきた。 何…!あ………この感じ… 何か来る。 「あぁ…ん!……」 何か出た。 「何…?」 「何も知らないんだね。可愛い平助」 左之助が唇を合わせて抱き締めてくる。 「あ……」 なんだか体が敏感になっていて また自身は元気になる。 左之助が唇を割って舌を差し込んできた。 「ん……」 舌を絡めとられ吸われる。
/106ページ

最初のコメントを投稿しよう!

26人が本棚に入れています
本棚に追加