初恋ノート

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こらえていた涙がボタボタとノートに落ちた。 私たち、両思いだったの……? 教室を飛び出して学校中探したけど、もう彼の姿はなかった。 「……春樹くん………」 お気に入りのノートを抱き締めて、彼の名前を呼びながら泣いた。
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