幻界ノ野生獣

草食種

アトラウル
>>>現実世界に於けるﾊﾄﾞﾛｻｳﾙｽ科(鳥盤目-鳥脚亜目ｰﾊﾄﾞﾛｻｳﾙｽ科の恐竜)に酷似した姿の生物。

群で生活する習性を持つ大人しい種族。

人間や妖怪が暮らす“居住区”近辺に多数生息し、生活する人々に家畜として飼育される事が最も多い種でもある。

肉が非常に美味である為、食肉用に飼育される他、荷車引きや農耕にも使役されている。

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アトネラス
>>>現実世界に於けるｱﾝｷﾛｻｳﾙｽ(鳥盤目-曲竜下目-ｱﾝｷﾛｻｳﾙｽ科の恐竜)に酷似した姿の生物。

やや気温の高い地域に分布するが、“居住区”近辺にも生息する。

肉はやや固く食肉用には向かないが卵は美味である。
気性が荒い為農耕には向かないが、非常に頑健な肉体を持つため、開拓等で使役されている。

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シシカ
>>>現実世界に於ける鹿に酷似した姿の生物。

警戒心が強く､群れで生息する。
角が長く耳が立ったものが雄、角が短く耳が垂れたものが雌。
肉は臭みが強いため食肉にはされにくいが、角に薬効がある為、粉末状に加工し使用される。

なお、折り取られた角は半年ほどで生え変わる為、飼育はされず、専用の猟師が山岳地に入り野生のシシカから採取する。
近縁種に現実世界に於けるツノジカに酷似した姿の生物・カカジカが存在する。
肉は美味だが気性が荒い為、此方も専用の猟師が狩猟する必要がある。

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バムトス
>>>現実世界に於けるイノブタ(猪と豚の雑種)に酷似した姿の生物。

肉は食用、毛皮は服飾、牙・骨は道具に加工できる為、“居住区”で多く飼育されている。

野生種はやや気性が荒い代わりに、美味な山菜、茸類が群生する地域周辺を縄張りとする性質があり、猟師、または教員が引率した学生が採取に訪れる。