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ーー〔真奈の部屋〕ーー
俺達はあの後九十九を部屋に案内した
俺の部屋は2階にある
部屋に着くと九十九が話を始めた
九十九「早速だけど明後日の大晦日一緒に過ごさないか?」
....率直に言いやがったコイツ....しかも笑顔で
真奈「べ、別に一緒に行ってやらない事もないかな....ひ、暇だし....」
....言い切ったよ俺....うん。逃げ無かったのは進歩したな
九十九「....良かった。あと初詣もね。拒否権は無しね」
これも先越されたー!!コイツ冬休み一緒にいる気だ....
母さん「ふふふ....話は聞いたわよ」
母さんがいつの間にか俺の部屋に入って来ていた
真奈「母さん!?なんでいるの!?」
俺はつい驚いて声を荒げてしまった
母さん「大晦日と初詣のコーデは私とお姉ちゃんに任せなさい!!」
母さんは気にした様子もなく浮かれた様子でこう言った後鼻歌を歌いながら部屋から出て行った
それから暫くして
九十九「じゃあ明後日また来るね。期待してるよ真奈君」
九十九はこう言い残して帰って行った
肝心の俺はというと....
真奈「....俺の人権とプライバシーは一体何処に行ったんだ....」
もう殆どあきれ果てていた
ーーー
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