出会い 蒼斗編

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数時間後。 俺は、布団に入った。 あ、そうだ。コメントを返しておこう。 本文を打ったあと、俺は、特に理由もなく、コメントをしてくれた人のプロフィールを覗いた。 ふーん。俺より年上の主婦の方か………。 俺は、特に気にもとめずコメントの返信を送信。 そのまま、疲れていたのか眠りについた。 翌朝、携帯をみるとコメントしてくれた方から返信が届いていた。 また、後で時間ある時に返信しておこう。 それからは、何時もの日常。 ただ。一つだけ違う事があった。 数日間、そのコメントをしてくれた方とサイトを通じコメントのやりとりをしていた。 本当にそれだけだった。 本当にそれだけのつもりだった。 いつの間にか、メールの着信音が鳴るのを待ってる自分がいた。 たわいもない会話。 くだらない話題。 でも、楽しかった。
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