20人が本棚に入れています
本棚に追加
/231ページ
寝る前に彼の小説を読むのが私の日課です。
彼の小説の内容ははっきり言ってチャラい。
この人、バカなのかな。
でも、ただのバカじゃない感じ…。
ある日の小説に心の奥底の暗い部分が書かれていた。
なんか、気になる。
この気持ち何？
知らない人なのに、すごく気になる。
でも、またいつものチャラい文章に戻っていつも通りの彼でした。
１年くらい彼の小説を読み続け毎日毎日同じような日々を過ごしていました。
また、ある日私の心を動かす内容が書かれました。
この人…。
数日後、久しぶりに飲み会に参加してほろ酔いで帰ってきた私は酔いに任せて彼にアクションを起こしました。
次の日、彼からのメッセージが届きました。
この人、本当にいるんだなぁ。
あたりまえだけど…。
メッセージの向こうに人の気配を感じて、少し戸惑いました。
でも、何故か胸がキュンとなりました。
最初のコメントを投稿しよう！