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告白
僕には好きな人がいます。
初めて見た時から素敵なひとだなぁと思っていたけど、ひょんな事から親しく話せるようになって………。
彼の内面(うちがわ)を知ってしまえば、もう、好きで好きでたまらなくなっていました。
最初は、ただ傍にいられれば良いと思いました。
――友達として。
でも、そのうちにもっと近くにいたいと思うようになりました。
――仲の良い親友のように。
だけど、それだけじゃ我慢できなかった………。どうしても欲しくなってしまったんです。彼を。彼のすべてを。
彼は………受け入れてくれました。僕を。僕の願いを。
「愛されたい」
強く抱いてくれました。緊張に震えながら。
「愛したい」
包み込んだ彼の情熱が嬉しくて…。
あれから一年。
僕は彼よりみっつも年上なのに……彼に優しくされると、まるで小さな子供みたいに甘えてしまいます。
それは彼が。彼の手が、声が、唇が、僕のすべてを溶かしてしまうから。
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