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「そう言えば申し遅れましたね。ジュン=カワサキと申します。気軽にジュンとお呼びください」
「ジュンさん……ですね。私はエリーゼ=フルートと申します。これからもよろしくお願いします」
「ええ、こちらこそよろしくお願い致します。」
改めて自己紹介を済ませた二人は街の中心か、やや東にある魔術院の校門を潜った。
二人より一足早く魔術院に足を踏み入れた赤髪の少年は入学式が執り行われる講堂にて一人そわそわしている。
単身で魔術院に乗り込んできた彼には友人と呼ばれる人も居らず、話しかけようかと考えているところらしい。
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