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「あっ、あの、浅倉さん?」
いつまで、この格好のままいればいいのだろう。
腕だって、まだ握られたままだ。
確かに気持ちがいいが、変な感覚だった。
気持ち良いけど物足りなくて、恥ずかしくてもどかしい。
「……早いな。やはり剥いておくべきか」
妙に落ち着いた声を出され、ぜいぜい言っている自分が恥ずかしくなる。
シャワーを浴びろと言われたのでやっと開放してもらうと、今度は浴室に浅倉が入ってきた。
「……浅倉さん?!」
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