第三話 監禁

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「あっ、あの、浅倉さん?」 いつまで、この格好のままいればいいのだろう。 腕だって、まだ握られたままだ。 確かに気持ちがいいが、変な感覚だった。 気持ち良いけど物足りなくて、恥ずかしくてもどかしい。 「……早いな。やはり剥いておくべきか」 妙に落ち着いた声を出され、ぜいぜい言っている自分が恥ずかしくなる。 シャワーを浴びろと言われたのでやっと開放してもらうと、今度は浴室に浅倉が入ってきた。 「……浅倉さん?!」
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