11人が本棚に入れています
本棚に追加
山が好きなら、私と気が合うかもしれない。
などと考えていた。
あおいの、山での遊びは、動物達とお話ししたり、木の実を集めたり、山に湧く泉の水を飲んだり、動物達と、かくれんぼをしたり、鬼ごっこをしたりして遊んでいた。
あおいは、一日中森の中に居ても、全くと言っていい程飽きなかった。
あおいは、森が大好きだった。三輪の森はいつもあおいの事を温かく見守っていた。
あおいが、動物と話が出来るのを知っているのは、両親だけだった。
あおいは、誰にも話さなかった。
それは、おかあさんから、言ってはいけないと言われていたからだ。
あおいも、今では、ほかの人達には、動物と、話をすることが出来ないと言う事を知っている。
あおい自身、どうして、この様な能力があるのかはわからないが、気付いた時にはもうすでにこの能力を持っていた。
最初のコメントを投稿しよう!