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「なぁ、愚痴を聞いてくれねぇか?」
「断る」
きっぱり断られた…。俺は黒木琉(くろきりゅう)恋に悩む高校2年生DA(キリ。
「いやそこは普通聞くとこじゃね?」
「私とお前はただの情報屋と買い手の関係でしかないからね、愚痴なら他のやつに吐きなさい」
こいつの名前は天御春海(あまみはるみ)、俺の幼馴染みで自称情報屋(笑)本人いわく、
「女子のことならスリーサイズから生理周期まですべて把握してる」
とのことだ、気持ち悪いことこの上ない。
ゴン!
「いっだ!?」
「琉今失礼なこと考えたよね?考えたでしょ?大事なことなので2回聞く」
なにこいつ心読めるの?
「無理に決まってるでしょ、バカなの?バカなのよね?バカなんでしょ?」
「1段増えた!?てか読んでんじゃねぇか!」
「で、愚痴ってなに?」
「自由人か!」
「聞いてあげるから話なさい。相談料は一万ね」
「高いわ!」
「言わないなら天御人生相談所、恋のまじない呪いの呪文教えます♪を閉店するわよ」
「~~~~!」
俺は机に突っ伏して机を叩いた。
こいつの言葉どっからツッコメばいんだよ!
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