第2章

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朝。 ブブブブ……! ベッドの脇に置いておいた携帯のアラームが振動する。 「ん、んむぅ…」 寝ぼけ眼のまま、右手をアラームのする方向に伸ばす。 「………」 ピッ。 そしてアラームが振動するのを止め、再び携帯をベッドに置くと上半身を起こした。 「ふわーあ…」 伸びをしながら、握り拳が入るんじゃないかと思うくらいの大きなアクビをする。 どんだけ早く寝ても朝はやっぱり眠いなぁ…
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