第5章

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あれは中3の時だった。 その時は、まだ人を愛する感情はあった。 同級生の言葉を聞いてからだ。 放課後、忘れ物を取りに向かい、教室まで行った時に… 『なぁ、望月さんって、私が好きな人の心を奪うんだよね』 『あぁ、それ言える』 『あんな、お人形さんの容姿だとねぇ…』 『チヤホヤされて、ムカつく』 『傷物に出来たらいいのにね』 『やっちゃう?』
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