出会い

7/75
前へ
/328ページ
次へ
でも俺はそのどちらもすることなく、躊躇い無しに裏道へと足を踏み入れる。 もしかしたら、ここで誰かが倒れているかもしれないのだ。 更に、時間がたてばたつ程にその人は危険が増すかもしれない。 急病などだったら大変だ。 もしそんな人を見捨てて行ってしまったら、悔やんでも悔やみ切れない。 「こりゃ…生徒会 初めてのサボりかな?」 苦笑しつつも、俺は駆け足で裏道を進む。
/328ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1228人が本棚に入れています
本棚に追加