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優子「アタシ優子って言います。」
工藤「教室戻るか。」
私「そだね。じゃぁまた。」
泉さん「可奈!ちょっと待って。」
なぜか泉さんと2人きりになることに。
いきなり呼び捨てとかハエ?なぁ。
私「なんすか?」
泉さん「いつから工藤達と知り合いなの?」
私「小6のときからです。」
泉さん「アイツ彼女居るとか言ってた?」
私「いや、聞いてないですけど、多分居ませんよ。」絶対居ないけど。
泉さん「なんで分かるの?」気まずい・・。
私「いやっ、好きな人が居るとは言ってましたけど、誰かは教えてくれませんでした。」
泉さん「好きな人居るって言ってた!?」
私「はぁ、なんとなくそんな事言ってましたよ。」てかタイギーわ。
泉さん「可奈その好きな人誰なのか聞いてみてよ!」
私「えっマジっすか((+_+))」
泉さん「うん。頼んだよ!んじゃ!」
この経緯を優子に話すと、「本当の事言えばいんじゃない?」だとよ。
でもそれもありかな・・・下手に嘘つくよりは。あーでもどうしよう。
そして翌日。
工藤君に相談するわけにもいかないし。泉さん工藤君の事が好きだろ?
泉さんが再び3組に来て私を呼ぶ。
泉さん「可奈!ちょっと来て!」いや、今担任が色々説明してるんで。
昨日の入学式で私の腕を掴んだ女の先生は、担任の長谷部先生だった。
ハセティ「こらー1階に戻りなさい。」3年生は1階なんです。
泉さん「すぐ終わるから!」
ハセティ「んも?じゃあ5分だけよ?。」いんかい。私は教室から出た。
泉さん「聞いた!?」
私「はい。」
泉さん「誰!?私の知ってる人!?東中!?」
待て待て待て待て落ち着けって。なんかイライラする。
私「はい。」
泉さん「誰!?待って、とりあえず何年?」
私「1年です。」
泉さん「はぁ!?そいつしばく!!」マジっすか。
ハセティ「5分経ったからうちの子返せー!」
私「とりあえず教室戻ります。」
泉さん「帰る前に体育館の裏に来て教えて!」
私「分かりました。」
やだ??どうしよう。
工藤君に今誰が好きなのか聞いてみようかな。
いや、それは痛いか。
嘘ついて泉さんの事が好きみたいですって言ったら筋違いだよね。
授業も終わり、HRも終わった。
いざ体育館裏へ。
私「すいません、今終わりました。」
泉さんはタバコを吸いながら、「おぉ!」って言ってきた。
私「あの、工藤君の件なんですが・・。」
泉さん「まぁ落ち着けって!ほら、タバコ吸う?」
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