第1章

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私「・・・あっはい。」何やってんだ私(;一_一) 吸った事のないタバコの吸い方を教えてくれる。 あの、まだ12歳です。 ん?うまいな!はまった。 泉さん「そろそろ聞こっかな?しばく奴。」マジだ。 私「あの、今はマジで知りません。ただ、小6んときに私告られました。」 泉さん「はぁ!?何ナメた事言ってんの?」  私「本当の事言っただけです。」 泉さん「おまっ調子に乗ってんじゃねーよ!!」 わぁ?顔以外ボコボコ。 あっと言う間に殴られ、ムカっときた私は・・・(-“-) 私「中3のくせにペチャパイなんだよ!!」 やべぇ本当のこと言っちゃったよ。 泉さんの拳を避けながら言うと、ハァハァ言いながら泉さんはあぐらをかいて座った。 すると、「可奈、ペチャパイとか今関係ねーだろ!」と言いながら笑いだした。 そして何も無かったかのように、「じゃまたな。」と言って帰って行った。 私も帰ろう。この先が思いやられる。身体がもたない。 いつもの公園にミンナが居た。 優子「可奈遅かったじゃん!」まぁ色々とありまして。 由香さんが小声で私を呼んだ。 由香さん「可奈、今から私が言う事に嘘ついたら許さないから。」 私「なんすか??」 またしばくとか無いよね?鳩尾(みぞおち)と肝臓はどうかご勘弁を。 由香さん「泉になんかされた?」よくご存じで。 私「・・・ちょっと喧嘩?みたいな感じで・・・でも笑ってましたよ。」 由香さん「明日も絶対学校来なよ。」行く予定です。 私「はい。」 由香さんは全部知っていたみたいだ。 泉さんが工藤君の事を好きなのも、工藤君が私の事を好きなのも。 そして、由香さんも工藤君が好きなんだと・・。 だから由香さん毎日ポニーテールだったんだ?スッキリ!! 翌日。 何も気にせず広美ちゃんを迎えに行き、昨日の事を話した。 広美ちゃんは何の関係も無いし、口が堅いから。 優子に言うと知らない人が居なくなる。 1限目は英語だ。 「グンモーニンエブリワン!」「日本語で喋れよ。」 「ミスタークリハラ?スタンダップ!」「なんだよ。」 「勉強していきましょう!」「無駄に立たすなよ!」笑えるこの教師。無駄に乳でかいし。 お昼休みになり優子と普通に話してたら、工藤君グループ、由香さんグループが来た。 あら、皆様お揃いで。優子がいつもと違う空気に気付いた。珍しい。 工藤君・由香さん「ほら早く言えって!」
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