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優子「くどいね!3年の原口君だよ!」やっぱり。
白河「敵うワケないじゃ??ん。うわぁぁ?????ん・・・。」
おいおい、泣き出したぞ?
私「泣かなくてもいいじゃん。でも・・ごめんね・・。」
白河「ボク原口君の所に行って来る!!」
何の為に?誰の為に?泣きながらどこかへ行った。多分、原口君の所だろうけど。
私「原口君の所に何しに行ったの?泣いてたよね?」
綾「可奈!可奈が原口君の事好きなの本人にバレるんじゃない!?」
私「それは困る!どうせ知られるなら自分で言うし!」
瞳「追い掛ける!?」
優子「行こう行こう?!!」
そして4人で1階に向かった。
1階に着くと由香さん達が居た。
「「おはようございます。」」
だが、瞳は何も言わなかったみたいで、由香さんに呼び止められた。
由香さんは、「瞳、今シカトしたよね?」と冷静に言い放った。
瞳「いや、してません。」うん、してました(笑)。
それどころではないと割って入った。
私「由香さん!ちょっと助けて下さい!」
由香さん「なんかあったの?」
私「はい!後で全部話すんで、原口君の所に一緒に来て下さい!」
そう言い、私達は原口君の教室に行こうとした。
由香さん「原口ならさっき顔色の悪い坊主とどっか行ったよ?」
白河君は坊主じゃない。人違いなのかな?でも真っ白だから顔色悪いって思われたのかも。
私「えー。どこ行ったか分かんないですかね!?」
由香さん「さぁー。体育館裏か武道館裏じゃない?多分もぅ間に合わないと思うけど。」
私「とりあえず行きましょーよ!」
そう言って私は由香さんの手を強引に引っ張り、体育館裏へ向かった。
間に合わないってなんだよ・・。あの白坊主なにしたんだよ。
由香さんグループも含め、10人以上で行っていると、高い声が聞こえてきた。
なんか謝ってるぞあの白坊主。そこでノックアウト。
私「って・・なにしてんの・・。」
原口「知り合い?コイツいきなり、お前なんか死んでしまえ!とか言ってきたからさ。」
優子「マジで!?それでボコボコなワケだ。」
私「殴られて当然だよ。」
白河「テラダさぁ??ん。」
原口「可奈に助け求めてんの?」
白河「だって・・だって・・原口君の事好きって言うから・・。」
マジやめてそーゆーの!まぁ、私も原口君にノックアウト気味だけど。
原口「で?」
うわ・・逃げたい・・。
おいおい、工藤君グループも来たぞ。
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