だからこそ

2/6
前へ
/29ページ
次へ
「それでまた狭間と関わって不幸になる人がでないようにしようってことか?」 「別にそんなんじゃないわよ。あいつはね、私が情報を聞き出したのをあの女に教えたのよ。」 「じゃあ、狭間のせいってことだろ?」 「狭間は自分の仕事をしただけよ。何か事件が起きればあいつは利益を生み出せる。それに私の自業自得だしね。」 「友達を守ろうとしただけだろ。」 「あんなのに頼った私が悪いのよ。」 「だったら次からは俺を頼れよ。」 はっきりと言う。 「1人でなんとかしようとするなよ。俺がいるし、破壊の王様で親友のあいつだっているし、ホラーオタクだっているし、噂大好きクズヤローもいるしな。」
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加