おしまい

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俺が納得できずにいると、前方から知っている顔が近づいてきた。 ……できれば見たくない顔だった。 「あれ、吉高か?」 「何やってんだお前ら?」 隣のクラスの笹島と篠原だった。 笹島は『帝王』。篠原は『氷帝』と言われている。 機会があればいつか詳しく話そう。 「ふん、瀬戸も一緒か。また何かしでかしたのか?」 「別に。噂の狭間って奴と話してきただけだ。」 俺が答える。 「はぁ!?お前らあんなのに会ってきたのかよ!」 篠原が驚いていた。
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